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2007年07月27日
奈良県妊婦死亡事件の事実~マスコミ報道は、これでいいのか??~
こんばんは~、やまずんです
今日は、土用の丑の日
・・・というわけで、会社のみんなで鰻を食べて精力をつけます
もう学生さんは、夏休み
ですが、いかがお過ごしでしょうか?
今日はとっても暑かった
ので、海やプールに行った人は気持ちいいだろうなぁ~
って思いまた。
さてさて、今日のテーマは、衝撃的なこのお題
奈良県妊婦死亡事件 マスコミは二重に関わっていた
この事件は、みなさん、ご存知ですよね
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奈良県大淀町の町立大淀病院で昨年8月、意識不明となった妊婦の高崎実香さん(当時32歳)が転送先探しが難航した末、死亡した問題で、奈良県警は、業務上過失致死容疑での同病院医師らの立件を見送る方針を固めた。死因となった脳内出血と、担当医が診断した子癇(しかん)発作との判別は困難で、刑事責任を問えないと判断した。今月中に遺族に捜査の経緯を説明し、最終判断する。
病院側は問題発覚直後の会見で、「脳内出血でなく、子癇発作の疑いとした点で判断ミスがあった」と発言。県警は任意で提出されたカルテなどを基に専門家約20人に意見を求めたが、脳内出血と子癇発作は、意識喪失やけいれんなどの症状が似ているため識別が困難との意見が大半を占めた。さらに、遺体が司法解剖されず、法医学的な証拠に乏しい点も捜査を難しくしたとみられる。
高崎さんは昨年8月8日午前0時ごろ、分娩(ぶんべん)中に意識不明に陥った。19病院に受け入れ不能とされた。結局、約60キロ離れた国立循環器病センター(大阪府吹田市)に搬送され、男児を出産後、死亡した。(毎日新聞 2007年2月2日 3時00分 【高瀬浩平】)
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このように、マスコミには、分娩した病院だけが強く叩かれています。
しかし、実は、この事件のポイントは以下の点
ではないかと思われます。
この奈良県南部の産科医の事件(分娩中に母親が意識消失→産科医が他院での処置を必要と判断→転送先の病院を探すが18軒に断られる→大阪の国立病院で受入→母親死亡)では、マスコミは二つの形で関わっています。
一つは、18軒もの病院が受入を断って処置が遅れたこと。もう一つが、この分娩時の産科医がマスコミに叩かれ奈良県南部から去り、奈良県南部の産科医がいなくなった事。
18軒もの病院が、受入を断ったのは、なぜか?
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新小児科医のつぶやき::その日が来たか・・・
リンク
最近の医療では不十分な体制で受け入れる事も非難される時代になっています。義侠心を出して手薄な体制で引き受け、結果として不幸な転帰を取った時には「引き受けた方が悪い」と非難の的になります。「なぜもっと万全の体制の医療機関に送らなかったのか」の厳しい批判です。批判は単なる言葉だけの問題ではありません。莫大な賠償金付きの訴訟が待っています。訴訟が起されればマスコミからのリンチのような社会的制裁が待っています。そんなものを受ければ病院の存亡に関わる事態になりかねませんし、担当した医師は医師生命を断たれてしまいます。
この十字架についてはネットに参加する医師の間では既に常識化しており、「ロシアン・ルーレット」とか「ババ抜き」と表現されています。患者の為に医師の使命感に燃え、無理を承知で引き受けたものが破滅する怖ろしいシステムです。この十字架は都市伝説の類ではなく、立派に司法の場で繰り返し断罪され判例となっている事実なんです。
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「助けられそうにも無い患者は引き受けない」という意識が浸透していくのではないか?と、このブログは結論付けています。その可能性は非常に高いでしょう。
母親が死亡し、マスコミはこの事件を一斉に取り上げます。しかし、取り上げたのは、「受入を断った病院」ではなく、最初に分娩に立ち会っていた産科医でした。
「助けられそうにもない患者は受け入れない」という空気を作り出した原因を追求せず、搬送に時間が掛かったのは、この最初の産科医の責任にして、叩き続けました。(勤務医 開業つれづれ日記 リンク)
結果、この産科医は奈良県南部を去り、この地域で産科病院は一つも無くなります。
この事件に関して、マスコミは2重の意味で関わっていながら、その責任を追求されることも、その所業を指摘されることもありません。
おいおい、これでいいのか
なんか、おかしい
絶対、おかしい
だって、根本問題は放置されたまま、良くなるどころか、悪くなってる
本当に、これでいいの
マスコミって、おかしくない
投稿者 member : 2007年07月27日 16:55
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>マスコミは巨大なクレーマーだとしか思えません。自分たちが(勝手に)想定している結果が得られない事を、全てミスとして(ある事も無い事も)相手の責任だけを追... [続きを読む]
トラックバック時刻: 2007年07月27日 21:07
コメント
ホントに悲惨な出来事ですよね。
出来事というよりは、殺人に近い。。。
しかも、マスコミの責任で。。。
年々、小児科医・産科医も減っているとも聞くし、ますます危機的だと思います。
投稿者 あこりん : 2007年07月28日 12:28

